ネクタイ工場見学記

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ネクタイ工場見学記

リボン・ネクタイを作る工場を見学させていただいてきました!

リボンを作る工程を拝見したのと同じ工場内で、ネクタイの制作の工程を追っていきます!

この工場では、1本1万円以上もするような高級ネクタイも作られているそうです!

▼裁断した生地のパーツは、大剣、小剣、中はぎというらしいです。初めて聞きました。3パーツに分けるのが、生地の取り都合が最も良く、無駄が少ないそうです。

大剣、小剣、中はぎ

生地の柄は繰り返しパターンになっていますが、ここから適当に生地を裁断してしまうと、同じ製品なのに柄が違う!ということになってしまいます。

同じ製品は全部同じ柄にするためには、生地の柄のパターンを理解し、パーツを慎重に裁断しなければなりません。こういった部分は職人技であり、機械で出来るものではないんです。

▼裁断した3つのパーツをくっつけて一本に縫い、

一本に縫い

▼裏地を付けます。

裏地

▼次に、芯地を付けなければなりませんが、この芯地を付ける機械がありまして、この自動芯付け機は、芯地を一瞬のうちに縫い付けてくれます。あまりに一瞬なので、圧着かと思いきや、縫ってるんです!

自動芯付け機

▼芯を縫われた生地は、一瞬で下に落ちていきます。本当に一瞬なんです! 動画で撮れば良かった・・・

芯を縫われた生地

▼芯地が縫われてます!

芯地が縫われてます

▼あとは、リボンの時と同じように、輪になるよう全体を縫い、

全体を縫い

▼棒のようなものを入れて、ひっくり返す!! まさに職人技!! 速い!!

職人技

▼ひっくり返したままだと、剣先がもこもこになってるので、整理しながら、芯を入れていき、先を整えるんです。これまた職人技!

先を整える

▼剣先がきれいになるようアイロンをかけ、

アイロン

▼全体をプレスし、ブランドタグを取り付けて完成となります。

完成

これだけの手間をかけて、ひとつひとつ、手作業で丁寧に作られている、リサ アンド ザ スターライトのネクタイ。

逆に、安い商品の、安い意味がわかると思います。

まずは、生地。安いものは生地は余ったものを集めてきて作るそう。なので、同じものは二度と作れず、裁断も適当なので全部柄がずれていたりするそうです。もちろん生地のクオリティは保証されませんよね。

上記で、芯地が入る工程がありましたが、芯地は、ネクタイの形を保つための重要なパーツ。安いものは、芯地すら使っていないそうです。それで縫製もいい加減であれば、数回使用すれば型崩れする、なんていう商品が多いのもうなずけます。

リサ アンド ザ スターライトのネクタイは、すべての商品のクオリティが保たれ、耐久性の高い商品であることを保証します。

▼工程を説明していただきました、常務の渡辺さん(手前)と、社長さんの渡辺さん。ありがとうございました!

ありがとうございました