世界で一番かわいい高校制服ショップ、制服通販リサ アンド ザ スターライト

表紙画像
トップ > お買い物ガイド >

制服なんでもQ&A

制服なんでもQ&A

制服通販リサ アンド ザ スターライト

制服って高いよね?

読む

いいえ、むしろ安いです。制服屋にとって、制服という商材の仕入れ値は、一般のアパレルの仕入れ値の倍くらいの掛け率です。つまり、例えば2万円で売っている制服のジャケットは、もし一般のアパレルが売ると、4万円で売らないとやっていけないような、そんな商品です。

品質表示を見て下さい。ウール生地です。お持ちの制服ではないジャケットと素材表記を比較してみて下さい。制服はとんでもなく高級生地を使い、しかも国内で丁寧に手作業で縫製されています。それは、3年間毎日着ても劣化せず、しわにならず、汗をかいても通気性がいいようにできています。化繊ではできない技です。呼吸するウールだからできます。なのに洗濯機で洗えてしわにならない? どうなってるの? ってくらいハイテク生地だったりします。高級ブランドでさえ採用できないようなクオリティです。それは、大手メーカーは全国に指定を持っているので、生地自体を生地メーカーと共同開発し、数千反~万反単位で発注するから出来るのです。高級ブランドのアパレルでもそんなロットを持たないので、ここまでいい生地は作れません。

縫製に関しては、全て国内です。なぜ国外に持ち出せないか? 

サイズ展開があるからです。

その年の入学者のサイズ展開は、採寸してみないと分かりません。例年の傾向から推測しますが、必ず不足が出ます。そのときに発注をかけますが、「入学式で制服がない」なんてことは許されません。なので、納期は数日。これに応えられるのは国内縫製でしかありえません。

万が一、国外に出したとして、クオリティが落ちるのは当然ですが、それ以上に、日本の産業がダメになります。それでもみなさんは、国外で縫製された安いものに切り替えべきだと考えますか?

ちなみに、弊社で一度調査したことがあるんですけど、もし私服登校だったとしてその私服に費やす年間予算はどのくらいかというアンケートを数百名の規模で行いました。果は、制服購入予算の3倍~10倍近くも費やすことが判明しました。これから見ても、制服は極めて安いソリューションであることが分かると思います。

閉じる

制服屋って毎年春に何校かに売るだけで儲かるなんていい商売ですね。

読む

儲かりません。繁忙期で年間分を稼ぐのは本当です。でも、そのときしか活躍しない採寸要員を常時雇用はできないため、秋から求人を始め、12月には研修。採寸研修を念入りに行わないと、サイズ交換のリスクが高まります。サイズ交換は、5%未満が優秀ですが、採寸要員がショボいと、これを超えてしまいます。なので、こういった人員確保でもものすごいコストがかかります。(地域によっては、制服の協同組合があり、そこに加盟していると採寸要員を派遣してくれたりする場合もあります。)

先述の掛率の件もそうですし、あと、サイズ展開に関しても、外れた分も全て販売店の買い取り。しかもその在庫はその学校指定のものなので他に販売できず、まったくそのまま在庫リスクにつながります。それで制服リニューアルなんかされたら、まるまる損失です。本当に儲からないです。採寸のノウハウも含め、あまりにも難しいビジネスなんです。

閉じる

公立高校の制服って高止まりしているけど、これって業者と行政との癒着ですよね?

読む

公立は全て入札制です。癒着どころか、サンプルやカタログさえ、受け取ってくれません。すべて売買です。もし無料で渡すと賄賂になります。なので、よく入学案内のための人形サイズの小さな制服サンプルが置いてあると思うんですけど、あれも買い取りで、無料渡しは一切受け取ってくれません。

その代わり、入札制なので、来年仕事があるかどうかは分からないです。入札は毎年ある地域や、三年に一回の地域など、地域格差があるようですが、入札制であることに変わりはありません。

閉じる

3月以外は暇っていいよね。

読む

いいえ。1ヶ月に一度、学校訪問し、サイズ交換や追加発注を受けたりします。次期の発注計画を練るのも、半袖の納品が終わった直後です。人員が豊富にみえるのは、3月に臨時で雇用するからで、その他の次期は家族で経営しているところが多く、年中忙しいです。唯一ゆっくりできる夏休み中に決算を持っていくので、夏休み中も棚卸しやら書類作成で大忙し。休みなんてないです。

閉じる

一般のアパレルが参入すれば競争が働いてもっと安くできるはず。

読む

なぜ、安価に生産する業者が現れないのか、なぜ既存メーカーが価格を下げないかを説明いたしますね。

簡単に言うと、メーカーとして新規参入しても儲からないからです。じゃあなぜか。説明しますね。

サイズ展開の難しさ

一般のアパレルは、S・M・L商売をしています。サイズ展開は多くて5種くらいです。一方で、制服はサイズ展開がとんでもなく多く、弊社の扱っている商品でのサイズ展開は、1商品で最大58サイズにも上ります! そんな細かいサイズ展開をしているアパレルは制服以外にはあり得ません。サイズ展開の技術的な難しさと在庫管理から、たとえ県単位の統一制服でも大ロットとはいえないのが現状なのです。このことは、弊社の売れ行きからもみればわかります。最も定番といえるサイズ(一般のアパレルでいうところの9AR)と他のサイズの売れ行きの比率を見ても、決して中心サイズの売れ行きは特別多くはなく、様々なサイズにばらけてしまっています。ここらへんが制服屋のノウハウで、他業種が参入できない難しさなんです。

納期とコスト

その年の入学者のサイズ展開は、採寸してみないと分かりません。例年の傾向から推測しますが、これだけサイズ展開が多いと、必ず不足が出ます。そのときに発注をかけますが、「入学式で制服がない」なんてことは許されません。なので、納期は数日。これに応えられるのは国内縫製でしかありえません。

国内では、岡山県に制服メーカーが集中していますが、他にも広島県や茨城県にもあります。こういった工場を実際に見学したこともありますが、職人さんは自信と誇りを持って縫製の仕事をしていました。スカートなどでは、はいたときに自然にフィットするように立体的に縫製しており、このノウハウは習得するのに10年はかかるとおっしゃっていました。

ここまで丁寧に縫製された商品を、こんなに短納期かつこんなに極めて安価で提供できるファッションジャンルは、他ではまず見ることができません。

生地のクオリティ

制服にはウール生地を使いますが、なぜウールなのか説明しますね。

動きが激しく、汗をかくことも多い年代の着るフォーマルですので、生地はしなやかな運動性能を持ち、適度に発汗してくれる生地が必要です。かといって、ウール100%は重い。そして30%以下になると、軽すぎてしわが伸びにくく、座って立っただけでしわになってしまう。このちょうどいい中間地点が、ウール混率50~40%なんです。

一概に混といっても、その生産方法は様々。そして、生産方法によってクオリティは変わってしまいます。そこで、制服メーカーは生地自体を生地メーカーと共同開発し、数千反~万反単位で発注します。ちなみに、1反とは、スカートで40着くらい、ジャケットですと20着分くらいの量でしょうか。高級ブランドでもそんなロットを持たないので、ここまでいい生地は作れません。だから、高級ブランドでさえ採用できないようなクオリティを実現できるのです。こうして作られた生地は、運動性能や発汗性能だけではなく、汚れのつきにくさ、長期間のスレにもてかりにくい、ひっかけてもほつれにくい、においが付きにくいなど、とても高性能な機能を持ちます。安いスーツを試しに毎日三年間着てみて下さい。耐久性の差が出てくると思います。こうやって作られた制服は、TCO(Total Cost of Ownership)としては極めて安価であることが簡単に実証できます。

閉じる

スーパーなどディスカウント系が展開すれば制服は安くなるのでは?

読む

小売店として、なぜディスカウント系が参入しないかを説明しますね。

採寸の難しさ

学校では、特定の採寸日に、入学者全員の採寸を行います。それは、とても高度な技術を要します。なぜかというと、サイズ交換は5%未満が優秀ですが、採寸要員がショボいと、これを超えてしまいます。なので、こういった人員確保でもものすごくコストがかかります。でも、そのときしか活躍しない採寸要員を常時雇用はできないため、秋から求人を始め、12月には研修。採寸研修を念入りに行わないと、サイズ交換のリスクが高まります。なので、こういった採寸要員を確保するのは、小売店の高いノウハウが必要なんです。ディスカウント系なんかが参入しても、価格はほぼ変わらないものになってしまいます。(地域によっては、制服の協同組合があり、そこに加盟していると採寸要員を派遣してくれたりもします。)

下代

制服という商材の仕入れ値は、一般のアパレルの仕入れ値の倍くらいの掛け率です。つまり、2万円で売っている制服のジャケットは、もし一般のアパレルが売ると、4万円で売らないとやっていけないような、そんな商品です。このようなマージン率では、大手の小売店はとてもじゃないけどやっていけません。

在庫リスク

サイズ展開があまりにも多く、発注したサイズは7割くらい捌けたらいい方。3割は外れてしまうので、3月に発注しなければ入学式に間に合いません。

しかし、3月に発注すると、下代は高くなってしまいます。もう利益は出ません。また、これだけサイズ展開があっても、そのサイズに合わない人もいます。そういうひとには別寸サイズを発注します。メーカーは特別料金を小売店に請求してきます。儲からないんですよ。

しかも残った在庫はその学校指定のものなので他に販売できず、まったくそのまま在庫リスクにつながります。それで制服リニューアルなんかされたら、まるまる損失です。本当に儲からないです。採寸のノウハウも含め、あまりにも難しいビジネスなんです。

もし小売店やメーカーが大もうけしているなら、もっと参入業者も増えると思うんです。でも、みんないっぱいいっぱいなんです。だから、こんな儲からない商売には誰も参入してこない。

閉じる

県単位の統一制服を導入すればもっとやすくできるよね?

読む

制服はサイズ展開がとんでもなく多く、弊社の扱っている商品でのサイズ展開は、1商品で最大58サイズにも上ります! そんな細かいサイズ展開をしているアパレルは制服以外にはあり得ません。サイズ展開の多さと在庫管理から、たとえ県単位の統一制服でも大ロットとはいえないのが現状なのです。

閉じる

生産を海外移転して安くすればいいのでは?

読む

できません。その年の入学者のサイズ展開は、採寸してみないと分かりません。例年の傾向から推測しますが、これだけサイズ展開が多いと、必ず不足が出ます。そのときに発注をかけますが、「入学式で制服がない」なんてことは許されません。なので、納期は数日。これに応えられるのは国内縫製でしかありえません。

国内では、岡山県に制服メーカーが集中していますが、他にも広島県や茨城県にもあります。こういった工場を実際に見学したこともありますが、職人さんは自信と誇りを持って縫製の仕事をしていました。スカートなどでは、はいたときに自然にフィットするように立体的に縫製しており、このノウハウは習得するのに10年はかかるとおっしゃっていました。

ここまで丁寧に縫製された商品を、こんなに短納期かつこんなに極めて安価で提供できるファッションジャンルは、他ではまず見ることができません。

今は量産で安いアパレルが幅をきかせています。しかし、服飾専門学校に行った人ならわかると思います。下代計算してみて下さい。あの商品がこんな値段でできるわけがないことが。

そこには、環境汚染を無視した生地生産、労働環境を無視した縫製。これらは大きな問題になっているのです。そしてこういった問題に対し、環境負荷が低く、労働者に適正な対価を与えて生産された商品のことを、エシカルファッションと呼びます。そして、制服は、このエシカルを古くから維持し続けている、貴重な業界なのです! 私たちは、この商品に誇りを持って商売しています。なぜなら、本当にコストパフォーマンスが高いから。本当に優れた商品だからです。

閉じる

そもそも制服って必要?

読む

私たちは、「服育」という考え方の元、制服を教育の一環と見なしています。それは、きちんとしたクオリティのものをきちんと着こなし、そしてそれを大切に扱うことでものを大切にする心を育てる、というものです。TPOをわきまえ、その場に適切な装いを選ぶことは、教育の大切な役割です。制服を導入することで、オンとオフを明確化し、授業へ取り組む姿勢をより強化します。また、入学式、卒業式などの各種式典用のセレモニー用途としても活躍します。

リサアンドザスターライトは、株式会社トンボ、菅公学生服株式会社など、国内の制服メーカー製の制服のみを扱っています。制服は毎日着るもの。3年間着用できる耐久性や、激しい運動にも追従できる快適性、汗をかいても清潔を保つ性能、洗濯機で丸洗いできる簡単ケアなど、最新のハイテク素材を使った最高級品をお届けしています。生徒様がいつも快適に通学できることへのサポートを、制服を通じて行っています。

閉じる